コチニール染め

教室風景。

生徒さんが、絹糸を紅色に染めています。

乾くと、薄くなります。(その色加減を見極めるのが難しい)

ミョウバンで媒染してから、コチニールという虫で染めてます。

コチニールは、ペルーのサボテンにつくカイガラムシですが、私たちは染料屋さんから買うので、もう乾燥していて、虫の面影はありません。

それを、乳鉢ですりつぶして使います。

虫なんて、気持ち悪いと思うでしょうが、草木より色落ちもしない優秀な染材です。

高級な口紅や食品にも使われています。